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安全な鍼灸治療のために その2「個人専用針(キープ針)」編

★安全な鍼灸治療ってどんな工夫をしているの?

今回の記事も「はり灸をしてみたいけれど、どんな感じなのか分からないしなあ~」という気持ちの方々に向けて、頑張って書いてみようと思います。

前回の記事では、使い捨て針(ディスポ針)をご案内しました。使い捨て針は、文字通り一回使って廃棄してしまうのですが、今回ご案内する「個人専用針(キープ針)」は、繰り返し使うので、安心かつエコロジーな方法になります。


★どのように「個人専用針」って分けているの?

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写真に写っているのは弊社代表の個人専用針です。シャーレの中には、針と針管が入っています。

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その日の鍼灸治療に用いた針は、患者氏名と針交換の日付を記入したフタをかぶせておき、使い捨て針や他の方の専用針と混ざらないようにします。

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フタをしたまま高圧滅菌器(オートクレーブ)にて滅菌します。前回記事にも書きましたが、消毒・殺菌よりも威力の強い「滅菌」です。水蒸気圧で約2気圧まで上昇させて滅菌を行います。


★滅菌出来る針と出来ない針ってどう違うの?効果は一緒なの?

ちなみに滅菌の出来る針と出来ない針の違いですが、針の本体(針体といいます)と針の持ち手(針柄といいます)のつなぎ目(カシメといいます)の強度が違っているだけで、針先の形は同じですし、治療効果も違いはありません。

当院では、この「個人専用針(キープ針)」を約3ヶ月使用してから新品に交換することをお勧めしています。

その理由ですが、①繰り返し使用することで針先が少しずつ摩耗することにより、刺入感覚が損なわれる、②水蒸気による高圧滅菌のためステンレスとはいえ痛みがみられる、などです。


★安心安全な鍼灸治療のために日々取り組んでいます

現在、我々鍼灸業界ではこのような衛生対策はとてもポピュラーで、当院が特別なことをしているわけではありません。

しかし今年発刊された雑誌で、鍼治療で病気が感染するという記事がいまだにみられたりもしていますので、我々鍼灸師が積極的に安全性を啓蒙していかなければいけないなと思っています。


★なにか疑問点がありましたら何なりとご相談ください

聞かれて分かることなら頑張って答えます。分からないことなら一緒に考えます。

ともに考え、ともに治す。

当院のスローガンです。

少しでも疑問点があればお尋ね下さいね。


-ほねつぎ久保はり灸院・久保俊仁-

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