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いろいろな膝の痛み 〜ご存知ですか、鵞足炎〜

★膝の痛みのあれこれ

 今日はお膝の話です。

 膝の痛みというと、皆さんはどこが悪いのを思い浮かべますか?
 いろいろありますね。
 たとえば半月板・関節軟骨・靭帯、それから関節そのものの変形。
 関節の中に炎症があると関節液が増加して、いわゆる「膝に水が溜まる」という状態になりますね。
 痛みを誘発する要因がたくさんありますので、我々はそれらの誘因のうちなにが最も負担となっているのかを捉える必要があるのです。
  
 
★鵞足(がそく)って?

 さて。あまり聞き慣れない名前ですね。鵞足ってなんでしょうか?
 鵞足というのは「がそく」と読み、膝の内側の「脛骨内側粗面」にある、筋肉が集まって来る付着部のことを言います。
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 書かないほうがいいような図ですが勘弁して下さいね(笑)
 右膝関節を前から見た図なんですが、膝の内側に3本の筋肉が集まっているところが鵞足です。
 ちなみに集まっている筋肉は縫工筋・薄筋・半腱様筋といいます。
 
 
★なぜ鵞足が痛むのでしょうか?

 先ほども書きましたように、膝関節の中にはいろいろな痛みの原因があります。
 その関節内部の痛みをかばったり、グラつく動きを補ったりなどの要因で、周囲に負担が広がることがあります。
 そのひとつが「鵞足炎(がそくえん)」なのです。
 つまりいわゆる「つかいたみ」「かばいたみ」といわれるものの一つです。

 鵞足は膝関節の外にあるので、関節内にヒアルロン酸を注射しても、直接効果があるわけではありません。
 もちろんヒアルロン酸などで関節内の痛みが軽減すれば、膝をかばう必要性が少なくなるので鵞足の痛みが軽減することもありますが、その場合でも鵞足に対する治療をしてやらないと痛みが取りきれないことも見受けられます。
 
 
★どのようにして治すの?

「つかいたみ」の場合は基本的に使いすぎないように日常生活に配慮をしながら、炎症を抑えなければなりません。
 また「かばいたみ」のときは、もともとの痛みの原因についてもアプローチをする必要があります。

 それに縫工筋・薄筋・半腱様筋の柔軟性の確保も大事になります。
 膝関節をかばうあまりに全身の運動性が低下するため、筋の柔軟性も低下してしまいます。
 その固くなった筋を柔らかくすることで、鵞足に対する負担を軽減させ、痛みの改善を図ります。

 また股関節の動きも重要になりますし骨盤の傾きなども影響してきますので、身体全体を診なければなりません。
 つまり、腰の痛みが鵞足炎を引き起こすことも考えられるのです。
 
 
★大事なことは、全体に対するトータル治療

 以上のように種々の要因が重なって出る症状の場合は、身体全体へのアプローチが必要になります。
 当院では痛みの局所だけでなく身体全体を診るようにつとめており、より適した治療が行えるように努力しております。
 お困りの方は是非ご相談くださればと思います。
 
 
★たまには真面目な記事を(笑)

 というわけで、久々に身体のことを書いてみましたがいかがだったでしょうか?
 文章で解剖をお伝えするのはとても難しいので、初めて「お絵描きツール」を使ってみました。
 
 元 美 術 部 と 思 え な い 絵 心 炸 裂

 
 これから精進します(笑)
 
 
 
−ほねつぎ久保はり灸院・久保俊仁−
 


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