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中村俊輔は弱小ニッポンの手に余る

★あくまでもガンバサポによるサッカー日本代表論であるということをお断りしつつ。

★どうして中村俊輔がこうまでケチョンケチョンに言われるようなことになってしまうのか。
★それは我がニッポン代表が弱いから中村が活きないということ。

★アジアでそこそこやれるのとは違ってワールドカップでは完全に弱小国のニッポン。オーストラリアや韓国との対戦でアジアでの化けの皮もはがれつつあるけれど、現実をみて本戦に入っていけたという意味では、韓国やコートジボアールとの試合で通用しなかったことが吉と出ているといっていい。実際ほかのアジア組は、アジアでうまくいっているやり方を前面に出して大敗を喫している。

★その現実路線の犠牲者というべきなのが中村俊輔。うまくいき始めたのだから尊い犠牲をありがとう、という話なわけだが、いったいなぜそんなことになったのか。

★弱小国ニッポンが生きる道として岡田が選んだ戦術。それは守備的陣容で、かつ前線からハードワークを追求し最少得点を得て守り勝つ、というもの。決して多彩な攻撃や中盤による押し込み、ましてや多大な得点能力なんて求めてない。
★そうなると中村を活かすのが非常に難しい。彼の持ち味はサイドからの正確なクロス。前線に正確なボールを供給することでチャンスを作り出す。
★しかし正確なクロスも前線に人がいなければ役に立たない。彼がボールを持ってもキープできないのでフォワードは上がれない。中盤の押し上げもリスクを伴うので難しい。

★結果的に中村は何しに出てきたんだ、ということになる。

★これは中村の責任じゃなくて、そういう無理なキャスティングをした岡田に責任がある。中村が活きるようなチーム力、それは相対的に決まるものだけれど、その力がないのに中村を起用する時点で、チームにも中村にも負担がかかる。
★中村が活きるチームは、相対的にチーム力が優位に立っているという前提が必要となる。強いチームのピースとしてでないと、彼の力は発揮されない。
★そんな中村をどうして岡田は起用するのか。今のニッポンには中村の居場所はない。上手い下手ではなく、向いてない。能力を活かす場がない。
★中村の悩みはまさにそこにあるのだが、でも彼には輪を乱すつもりはさらさらなくて、むしろなんとか今のチームにとって役に立つポジションを見つけたいんだけど、能力的に居場所が見つからない、というジレンマ。
★そんな苦悩を選手に強いている岡田。どう考えても戦術選択とそれに伴うべき選手選考が間違っている。攻撃サッカーが通じないのはオランダとの親善試合の時点でわかってたはずなのに。

★てなわけで何がいいたいのかというと、無闇矢鱈に選手の文句を言うのはやめよう、ということ。叩かれている選手達も誇り高きニッポン代表ではあるが、また岡田の戦術選択・選手選考による犠牲者でもあるのだから。

★叩くのは岡田だけにして、戦う選手の後押しを全力で。デンマーク戦まで、あと2日。

−ほねつぎ久保はり灸院・久保俊仁−

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