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農学部で学んだこと(野辺山の想い出)

 

昨日の続きです

大学時代の想い出なぞを少し

 

 

野辺山の実習の前に

学生達が通らなければならない難関

 

それは

「命を感じる」ということだった

 

 

そもそも野辺山実習では

自給自足が基本となる

穫れたキャベツ・レタス・白菜

それに根菜類などと鶏肉を使った料理を

学生達が持ち回りで作る

 

そう

鶏肉も

自給自足

 

 

松本の教養部で1年間を過ごした学生達が

伊那の農学部に進学して最初にする仕事

それは

ひよこの世話

 

単に世話するだけじゃなくて

配合飼料の成分の違いによって

鶏の育成にどれぐらいの差が出るかということを

計測して学習する実験実習

 

ひよこちゃんも

しばらくしたら立派な若鶏

成長に伴ってデータがとれたら実験実習終了

お疲れ様

 

 

彼ら若鶏が

夏の野辺山実習での食糧になる

学生が自分達自身で屠殺処分をして

冷凍保存し夏に備える

 

 

最初はなんてことをするんだと思った

非道いじゃないかと

ひよこから育てて情もわいてるのに

学生にそんなことをさせるなんて

 

だけど

誰かがそれをしてるから食卓に並んでいるという事実

これを指導教官から指摘された

 

さらに

家畜を食べる責任

についても教えられた

 

 

このことは実験実習が先に進んだときに

改めて思い知らされることになる

 

 

実験動物は

学生の実験実習のためだけに

命を落とす

 

既に生まれた命も

もうすぐ生まれるはずだった命も

学生のために

 

 

家畜を食べるということ

動物を使って実験するということ

 

大学2年の最初に体験する

「命を感じる」ということ

実験実習が進んでいくにつれてそれが

「命を考える」ということにつながる

 

 

それを知ることが出来たということだけでも

大学に行かせてもらって

本当によかったと心底思う

 

 

そんなことを思い出した

一昨日の爽やかな朝

 

 

 

-ほねつぎ久保はり灸院・久保俊仁-

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